旅物語~イツカキツト~

私の旅の記録を公開中

武蔵の足跡と今の熊本

皆さんおはこんばんにちわ。今回のツーリング記録は2021年11月27日、28日になります。

 

1.概要(今回の旅について)

 今回は、前日の22時に行き先についてオンライン会議を行うという、ほぼ無計画ツーリングでした(いつものことww)。今回の旅のお供は、仮称北原さんです。

 

2.今回の目的地

 1時間30分の大議論(ほぼFGOの話)の末、今回の目的地となったのは”霊厳洞”です。「剣聖武蔵 終焉の地」ということは、FGOの武蔵ちゃんと関連ある箇所だから聖地巡礼できるんじゃない?という、素晴らしき理念で決定しました。

 ついでに、熊本行くから天守閣が開放された熊本城へも行くことにしました(今の石垣が復旧中の姿は約20年しか見れないので)

 

3.旅の思い出

 ここからは、今回の旅の思い出になります。皆さんの旅行の参考になれば幸いです。

3-1)出発から昼食

 朝出発して赤牛を求めて、阿蘇を目指しました。お世話になったのは、「阿蘇マーボ」さん。依然食べたガーリックライス(3年前)が忘れられず、今回再入店しました。

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うん、美味しい!

食後は、腹ごなしに阿蘇神社廻りをプラプラしました。

3-2)武蔵ゆかりの地

 今回のメインイベント地である霊厳洞。日本史において最強の剣豪と名高い武蔵が晩年に5輪の書を書き上げた場所として有名です。

  霊巌洞・五百羅漢(雲巌禅寺) | 観光地 | 熊本市観光ガイド  (参考サイト)

つまり、武蔵ゆかりの地となれば、我らが武蔵ちゃん(CV:佐倉綾音)の聖地というわけで、思考がFGOに浸食され始めたオタクとしては、行かざる負えないということで、聖地巡礼の旅は行われたのです。

ちなみに、霊厳洞は熊本市から車で約30分ほどの距離にある「雲巌禅寺」内にあり、入場料は”大人一人:300円”で入場できます。入場すると、まず5輪の書のレプリカや雲巌禅寺周辺に語られている民話などの資料が展示してあります。さらに歩いていくと、五百羅漢像が出迎えてくれます。

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五百羅漢像

この羅漢像達は、約200年前に安置されたといわれており1体毎に表情が違うそうです。そのためか、この中に1体以上は自分の親戚に似た羅漢像があるんだとか。ただし、現在は約半数ほどが明治時代の廃仏毀や経年劣化により崩れているそうです。

そんな、羅漢像を超えると霊厳洞にたどり着けます。

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霊厳洞の石碑と実際の洞

周囲の雰囲気も相まって、感慨深い気持ちになりました。ちなみに、FGO 1.5部において並行世界の武蔵(老人)が籠っていた場所は、ココだと思います(歴史考証してますね)。詳しくは現地で確認されるのがよろしいかと思いますが、ちょっとした窪みに石造が安置されていたりして興味深かったです。

そんなわけで、雲巌禅寺を後にしましたが、紅葉も相まって寺も綺麗にされていました。

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帰り道から見えるお寺の景色

日向でお眠だった猫ちゃんを発見。可愛いですね。この子は人に慣れていました。

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流石は人に慣れておられるご様子

3-3)熊本市で1泊

 聖地巡礼を終えた我々は、宿泊地である熊本市へ到着しました。バイクツーリングで意外と困るのは駐車場です。(私だけ?)

今回は、駐輪場 | 熊本市辛島公園地下駐車場 パスート24

に駐輪しました。2時間100円で上限なしですが1泊であれば目が飛び出るような金額にはならないと思います。

東横インにチェックインした我々は、熊本グルメを堪能しに夜の街へ繰り出すのであった。・・・がしかし、馬肉を食べようと居酒屋に入ろうにも人が多すぎて入店を断れること4店。熊本グルメを諦めて、目利きの銀二で晩御飯となりました。日本ではCOVIT-19が落ち着いて夜の街に活気が出てきたんだな~と感じる一方、お店に入れなくて悲しい思いをした夜でした。ちなみに、目利きの銀二は普通においしくて満足しちゃいました。

3-4)城マニア垂涎の熊本城へ

 2016年の熊本地震で石垣が崩れた熊本城。修復工事は今も進行していますが、天守閣に入ることができるようになりました。被災前、被災直後は見てきたので、その違いを確認するため入場しました。

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今の熊本城

 熊本城は、城マニアだった加藤清正公が建築した城で非常に堅牢なつくりをしており、西南戦争では西郷軍の籠城作戦に使われた程です。そんな熊本城は、2016年の熊本地震で石垣の一部が崩落し物見櫓が倒壊したのは記憶に新しいでしょう。実は、それ以前から地震への脆弱性は指摘されており、1889年にも石垣は一部崩落しています。また、天守閣は焼失しており1960年に再建されています。(熊本城内の案内ボードに記載されています)そんな熊本城ですが、「魔改造されてる~~」というのが私の素直な感想です。天守閣内部もかなり様変わりしていますし、城の建屋部分は石垣と分離しており、石垣に乗っているように”見えるだけ”になっています。なんか、どんどん改造されていくような予感をさせるものでした。現在も復興中で、内部に入れるのは天守閣のみですが、復興中の状態を見えるのは今しかないので興味のある方は、観光された方がよろしいでしょう。最後に、休憩スポットから撮影した雄大な熊本城をご覧いただき旅の思い出は締めにさせていただこうと思います。

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4.総括

 今回は、江戸時代を感じFGOまでをも感じることのできるツーリングでした。また、COVIT-19の自粛ムードから開放されて、日常が戻ってきているように感じます。このまま以前のような生活に戻って思うさま旅行したいものです。私のFZ8も快調に走っているので、愛馬といろんなところに行きたいと思っています。

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帰り道の我らの愛馬

少しでも旅の役に立てれば幸いです。ありがとうございました。